NPO法人設立後に必要な手続

NPO法人設立に四苦八苦し、大変面倒な手続を終えても、「やっと終わった、、、」と安心してはいけません。

NPO法人設立後には以下の諸官庁へ必要書類を届出なければならないのです。

 

税金関係の書類

◇税務署へ◇

・棚卸資産の評価方法の届出書
・減価償却資産の償却方法の届出書

・給与支払い事務所等の開設届出書

・登記簿謄本

・定款のコピー

・職員名簿

但し、法人税法上の収益事業を営まない場合,かつ,給与等の支払いを受ける人が一人もいない場合は,届出の必要はありません。

 

◇都道府県税事務所へ◇

・法人設立届出書

・登記簿謄本

・定款のコピー

◇市町村役場へ◇

・法人設立届出書

・登記簿謄本

・定款のコピー

 

 

労働保険関係

◇労働基準監督署へ◇

・労働保険料申告書
・保険関係成立届

・適用事業報告

・登記簿謄本

◇公共職業安定所へ◇

・雇用保険適用事業所設置届

・資格取得届

・保険関係成立届

・労働者名簿

・登記簿謄本

さらに、社会保険関係です。

◇社会保険事務所へ◇

・新規適用届

・新規適用事業所現状書

・被保険者資格取得届

・被扶養者(異動)届

・保険料納入告知書送付依頼書

・登記簿謄本

以上です。

「何でこんなに多いんだ!」

と思う気持ちはよくわかります。

でも、NPO法人設立は公益活動をこれから行うスタート地点に立ったにすぎず、NPO法人経営には沢山の苦労が付きまといます。

したがって、そのための訓練と前向きにとらえてはいかがでしょうか。